【東京の音楽・ダンス・声優の専門学校】音楽・ダンス・声優&エンターテイメント業界にデビュー・就職!!

  • TEL
  • Mail
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • YouTube
  • Instagram

声優の仕事

声優の仕事

声優 古川慎さんの場合

声優の古川さんは、デビューから順調にキャリアを重ねています。その奥に、仕事に対する謙虚な姿勢がありました。

声優

古川 慎さん

アニメ声優コース卒業

スペースクラフト・エンタテインメント所属。
2011年WEBアニメ『武装中学生』でデビュー。代表作にTVアニメ『ワンパンマン』(サイタマ)、『TABOO TATTOO』(赤塚正義)、『orange』(須和弘人)、『ゴールデンタイム』(多田万里)、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』(ザック・ロウ)、『精霊使いの剣舞』(カゼハヤ・カミト)など、作品の主人公を多く務める。またゲーム『アイドルマスターSideM』(アスラン=ベルゼビュートⅡ世)役、『刀剣乱舞』(大倶利伽羅)や『グランブルーファンタジー』(ユーリ)など、人気作品にも多数出演。

◆本校で演出を受けていなければ今の僕はない◆

声優になろうと思ったきっかけは何でしたか?

「『新機動戦記ガンダムW』でヒイロ・ユイ役を演じた緑川光さんに憧れたことですね。アニメをあまり観なくなった中高生時代も、ゲームで声優という存在はずっと身近に感じていました」

そこから、この学校へ進学しようと思ったのは何故ですか?

「音楽の道を進もうとしていた友人から本校のパンフレットを見せてもらい、“緑川さんが特別講師としていらっしゃるよ”と教えてもらったんです。ある意味ファン心理みたいなところで“緑川さんにお会いできたらラッキーだな”と考えて(笑)、この学校への進学を決めました。声優という仕事がどんなものなのか、勉強してみたいという純粋な気持ちもありましたから」

そして入学されましたが、学んだことで印象的なのは?

「講師の先生で演出家の加藤真紀子さんから、『消しゴム』という舞台の演出をつけていただいたことがあるんです。その時に僕は人生で初めて、オーディションで名前のある役をつかみとったんですね。舞台は初体験でわからないことだらけだったんですが、加藤さんは役のバックボーンの掘り下げ方までちゃんと指導してくださいました。例えば僕の役には相棒の女性と最後に殺し合い、決別して涙を流すシーンがあったのですが、“最愛の人を殺す時に、何を思う?”という質問から始まり、“きっと楽しかった思い出が走馬燈のように流れると思う”と教えていただいて。そこから相棒役の女性と“この2人の間には、どんな思い出があったんだろうね”と話し合ったんです。役作りの骨組みを、すごく丁寧に教えていただきました。その舞台で初めて自分の感情を解放することや、お芝居とはどんなものなのかを身をもって体験させていただきましたし、加藤さんの演出を受けていなければ今の僕はなかったのではと思うほどです」

学んだことで、現在のお仕事に活用していることはありますか?

「加藤さんの演出は、精神的なものから来る体調の変化にすごく着目していました。例えば“本当に苦しい時は、肩が重くなるよね”と、稽古中に役者の両肩をグッと押さえるんです。“あっ、確かにこうなる!”と、自然と苦しい気持ちになれました。そこから心境が変わると起こる体調の変化に、すごく敏感になりましたね。この観点は今でもすごく活かされていますし、授業も楽しかったです」

◆初仕事の後、母親に電話して……◆

プロになった過程を教えてください。

「本校の卒業前に、いろんなプロダクションにオーディションテープを送ったんです。その中のオーディションに合格して、上京しました。この段階でも“プロになりたい”と言うよりは、“ここで止まりたくない”という気持ちのほうが強かったですね」

今までのお仕事で、一番印象に残っているのは?

「どれも印象的なので一概には言えず……、例えば『ワンパンマン』の主人公・サイタマを演じさせてもらったことでいろんな景色を見せてもらえましたが、一役者としてはどの現場も自分を高めていける場所であり、人との出会いがある場所なんです。ただ、そういうのを抜きにすると、初めての仕事となった『武装中学生』ですね。今まで媒体の向こう側から聞こえてきていたプロの声優さんの声が、自分の隣から生で聞こえてくるという衝撃。その日の帰り道、母親に電話して“もう死んでもいいよ!”と言いました(笑)」

憧れの緑川さんとは共演しましたか?

「しましたが、何も言えなくて!僕が緑川さんをきっかけにこの業界に入ったことをご本人もご存じで、お会いした時に“ああ、知ってるよ”と言われたんです。少しだけお話をさせてもらいましたが、僕にとっては雲の上の人というか、届かない存在だなと思いました」

◆演じるためにも、もっと自分を高めたい◆

お仕事の依頼は、どういう形で来ますか?

「マネージャーからオーディションの話が来るので、それを受けます。監督や音響スタッフから“この子、いいね”となって希望の役に抜擢されることもあれば、“こっちの役なら合いそうだね”と別の役のお仕事をいただけることもあります。あとは、マネージャーが売り込んでくれることも。本当に人とのご縁でお仕事が来る感じですね」

ギャランティは、どういう形で支払われますか?

「歩合制です。それぞれのお仕事に付随するギャラが決まっていて、そこからマネージメント費を引かれたものが僕の受け取り分です。ちなみにオーディションの参加だけではギャラは発生しません。役をつかみ取って初めて、お仕事として対価が支払われます」

日常生活で気をつけている点は?

「体調管理で、中でもよく寝ることですね。6時間は寝ないと翌日のコンディションが悪くなるので、最低でもそこはキープします。もっと眠れる時は、積極的に寝ています。怠惰ではないです(笑)」

声優を目指す方へ、アドバイスをするとしたら?

「声優に限らず好きなことにまい進する人が、本校の学生や志望者には多いと思うんです。その好きなことに、ひたすら夢中になってほしい。“これについて学んだら、もっと人生が充実しそう”と思ったことは、やっておいてだいたい損はありません。好きという気持ちを忘れずに、一生懸命進んでほしいです。“好き”は最高の感情ですから」

最後に、ご自身の野望を!

「今よりもっともっと、人間として成長したいですね、役者としてもっといろんな役ができるよう、自分を高めていきたいです」

声優
古川 慎さんのお仕事データ

●声優の仕事とは
アニメやゲームのキャラクター、海外作品の吹き替えなどに声をあてたり、ナレーションを担当する仕事です。最近は声優のタレント化が進み、歌を出したり、バラエティ番組やラジオ番組に出演したり、生放送のMCなどをこなすこともあります。
●求められる人物像
現代は作品が多様化しているので、アニメだけに限定するのではなく、媒体にこだわらずお芝居のできる人は強いと思います。
●仕事のやりがい
他人の人生を体感できることが面白いです。声だけだと人種の壁も越えられるし、実在しないものにもなれる。そこがいいんです。

▼ある1日のスケジュール

睡眠
8:00 食事、準備

身支度、不安な場合は台本の再確認

9:30 スタジオ入り

ごはんを食べたり、共演者さんとお話したり、台本をチェックして過ごします

10:00 アニメのアフレコ

自分の出番がない時は、ブースの中で共演者さんの演技を聞いて勉強しています

15:00 移動
16:00 ゲームのアフレコ

ゲームは絵に合わせるのではなく、声だけを録っていきます。1日に600〜700くらいのボイスを取ることも

20:00 移動

21:00 メイク、マイクチェック、夕食
22:00 ニコニコ生放送

番組の雰囲気に合ったことをしゃべります(笑)

23:00 メイク落とし、移動
24:00 入浴
25:00 就寝
PAGE TOP