【卒業生インタビューVol.1】全ての物事に全力で!諦めなかったら絶対に道は開ける!夢に向かって頑張るTSMの学生をサポートする卒業生【MOMOKAさん】

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校 卒業生 MOMOKAさん
▼ダンスとの出会いと、専門学校への進路選択をした理由を教えてください。
私がダンスを始めたのは小学2年生の時でした。元々すごく大人しい、内向的な性格だったのですが、ダンスを通して先生や同じスタジオで踊っていた仲間の影響で、今ではオープンにポジティブに物事を考えられるようになりました。
高校3年生の進路相談で、元々は大学受験を考えていたのですが、「本当に大学4年間行って自分の好きなことをやれる人生になるのかな 。」と考えた時に、やはり私はダンスの道で生きていきたいと決意しました。はじめは母親にも反対されましたが、小学生からずっとダンスを続けさせてもらって、絶対にダンスを仕事にして頑張るからということで意思を伝え、最終的に「自分の後悔のないようにやりなさい。」とサポートしてくれました。今は応援してくれています。

▼TSMを選んだきっかけを教えてください。
オープンキャンパスではヒップホップダンスとテーマパークダンスの2つのレッスンを受けた後、個別相談の時間がありました。その際にお話してくださった先生が親身に笑顔で対応してくださったのが印象的で、「この先生のもとで2年間ダンスを学びたい!」と思ったのがきっかけです。また、TSMには産学連携教育として実際にプロの現場に出て、エンターテイメント業界の学びを得るという制度があり、それがすごく心に刺さりました。私が1年生の時はコロナ禍で制限も多かったのですが、それでも江戸川区のSDGs推進映像に出演させていただく機会があり、先輩が振り付けしたものを踊らせていただきました。
▼2年制を選ばれた理由を教えてください。
私が入学した当時は、ダンスプロフェッショナルコースが2年制だったので、それに合わせて2年制を選びました。2年で社会に出て良かったと個人的には思っています。この業界は一人で戦っていかなければならない部分があるので、早めに自立心や強い気持ちを培えたことは大きかったですね。
一方これから入学を検討される方は3年制・4年制と選択肢があるので、プレイヤーとしてのスキルだけでなく、裏方として振付師やインストラクター業務、さらに自分でダンスイベントを企画・運営する方法まで、より濃く体系的に学べるカリキュラムを受けることができます。じっくりと学べる環境は大きなメリットだと思います。
▼在学中で特に印象に残っている授業や先生について教えてください。
1年生の時は毎日のように色々なジャンルのダンスレッスンを受け、がむしゃらに食らいついていたので、実はあまり記憶がないくらいなんです。それでも特に印象に残っているのは、淺越葉菜先生の初回の授業です。先生が「ちゃんとダンスを仕事にできるように授業を受けないとダメだよ。」と最初から厳しく接してくださって、この業界で生き残っていくためには生半可な気持ちで臨んではいけないということを再認識しました。
2年生になってからは、IORI先生の授業を受けられる機会があり、ものすごく自分を解放できて今でも印象に残っています。現在もお仕事をご一緒させていただくなど、大変お世話になっている先生です。
▼ダンスアカデミーでの経験について教えてください。
私が2年生の時にダンスアカデミーが発足し、初年度の学生として参加しました。元々子どもが好きで、TSM入学前から地元のダンススタジオでアシスタント業務をしていたので、子どもに対してのダンスの教え方を学びたいと思い参加しました。45分授業の中でタイムスケジュールを組むのは最初はうまくいきませんでしたが、子どもたちを楽しませることを第一に、軌道修正する臨機応変な対応力が養われました。現在は学生を引率する立場で参加させていただいています。
最初は戸惑っている学生も見られますが、目の前にいる小学生に向けて、ダンスを通して自己解放することの大切さをまっすぐに伝えようと挑戦している姿が印象的です。学生からはもっと授業外でも子どもたちと交流したいという声もあがっており、今後はより深い関係性を築きながら、このプログラムを通して一人でも多くの小学生にダンスの魅力を知ってもらうきっかけになればと願っています。
↓2025年度のダンスアカデミーの様子はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000041195.html
▼卒業後はどんな活動をされているのですか。
元々は自分のダンスの作品を出せる人材になることを目指していましたが、授業を受けるうちに考え方が変わり、エンターテイメント全般の業界でダンスを主軸として仕事をしていきたいという気持ちになりました。様々な方がいらっしゃるコミュニティにエンターテイナーとしてパフォーマンスしたいという想いが強くなったんです。
卒業後はダンスインストラクターの仕事などをしながら、現在はサンロッカーズ渋谷 パフォーマンスチーム428 ROCK CREWとして活動しています。TSMを通して得たオーディション情報をもとに挑戦し、合格することができました。常に色々なところにアンテナを貼り、人との繋がりを大切にすることの重要性を実感しました。

▼将来のビジョンを聞かせてください。
まず学生をサポートする立場として、彼らが自分自身の思いを持って卒業していけるよう支えていきたいと考えています。誰かに言われたからではなく、自分の軸を見つけて真摯にダンスに取り組むことの大切さを伝えています。また、現在業界で活動している先輩としても、学生たちに背中を見せていける存在でありたいと思っています。
そして個人としては、Bリーグのお客様、TSMの学生、指導している教え子、家族や友人など、エンターテイメントを通して関わるすべての方々と一緒に、人生が豊かになる時間を作っていけるエンターテイナーになりたいと思っています。

▼TSMを目指す中高生とその保護者の方へメッセージをお願いします。
入学を検討している皆さんにお伝えしたいのは、全ての物事に真剣に取り組んでほしいということです。勉強や家の手伝い、遊びも含めて何事にも一生懸命取り組める人でないと、この業界では活躍できないと思います。ダンスの技術だけでなく、挨拶や礼儀といった人としての基本的な部分を大切にできる人が仕事を掴んでいくからです。そして全ての物事に感謝して今を生きてほしいと願っています。
保護者の方は不安に思われることもあるかもしれませんが、TSMにはサポートしてくれる先生や講師、スタッフがたくさんいます。入学後も卒業後も、手厚いサポートを受けられる環境がありますので安心してください。
是非一度、オープンキャンパスに足を運んでみてください。