「職業体験フェスタ2023」レポートVol.3 ~来春から始動!『VTuberエンターテイメント本科』のこれから
「滋慶学園 職業体験フェスタ〜好きを仕事に〜滋慶学園とともに」「JIKEI COM Game & e-Sports SHOW–若きクリエーター展–」が、11/10(金)・11(土)に幕張メッセ・国際展示場ホール1にて同時開催されました。
イベント当日、メインステージでは滋慶学園COMグループの全国高等課程・高等専修学校のバーチャル高校生アイドル「SO.ON project LaV」(ソーオンプロジェクト ラブイ)が圧巻のダンスパフォーマンスを披露し会場を沸かせました。
企業も大注目!来春から始動する「VTuberエンターテイメント本科」
TSMでは、2024年4月より最先端のテクノロジーと教育で、メタバース空間で活躍する人材を育成する、「VTuberエンターテイメント本科」が新設されます。(※専攻詳細)
今回は「SO.ON project LaV」の配信・機材担当講師を務める木村さんに、VTuberエンターティメント本科の可能性や、未来について伺いました。
――通常の授業ではどんなことをされるのでしょうか?
木村:座学ではYouTubeのコンプライアンスやネットリテラシーを学んだり、動画クリエイターとして稼いでいくためのメソッドなどを勉強します。現在、VTuberとして活躍されている“禰好亭めてお”さんなどをゲストに呼び、より専門性の高い授業を行っています。
――さまざまな企業に注目され、産学連携も非常に進んでいるとか。
木村:はい。新しい分野を学んでいる学生たちなので、ありがたいことにさまざまな企業様からお声がけをいただいております。例えば、モーションキャプチャーを得意とする株式会社クレッセント様と連携させていただいたり、株式会社ABAL様とバーチャル高校生アイドル「SO.ON project LaV」のヴァーチャル・コンサートなども構想しています。
――生徒の反応はどうですか?
木村:意欲的な生徒が多いと思います。「僕、この動画撮りたいです」とか「私が編集します」とか自分たちでどんどん提案してくれるので成長も早いですし、サポートしがいがあります。来年の4月からはVTuberになりたい人だけではなく、僕たちみたいに運営側もやりたいという生徒たちが入ってくるので楽しみですね。
「VTuberエンターテイメント本科」専攻について
VTuberは、見た目や環境に左右されず好みの姿をカスタマイズでき、バーチャル空間にありながら身近で、アニメキャラクターのようでありながらリアルに生きる、新しい活動を実現しています。「中の人」の個性・魂をどう表現し活動していくか、パフォーマー要素+デジタルスキル・マーケティング・企画立案など様々なクリエーター要素も学びながら構築していきます。
2024年4月より新設
学科:スーパーeエンターテイメント科
修業年限:4年制
入学定員(学科全体):40名/総定員 (学科全体) :160名
●ネットアーティストのサイトはこちら https://www.tsm.ac.jp/vocaloid/
導入機材について
業界シェアNo.1 Vicon Veroシリーズ
コンパクトかつ高精度で世界中から大好評のVeroシリーズ。
限られた空間でも広いキャプチャエリアを確保でき、全身のトラッキングや収録が可能になります。
SO.ON project LaV (ソーオンプロジェクト ラブイ) とは
2021年9月1日にデビューした3人組バーチャルアイドルです。
「SO.ON project」は、滋慶学園COMグループの全国高等課程・高等専修学校に通うリアル女子高生たちによるアイドルユニットで、「SO.ON project LaV」は「バーチャル空間で活躍するアイドル」をコンセプトに活動しています。
●LaV ホームページ https://www.so-on-project.jp/lav/